6月23日(金)

日本の歴史と暮らしの検証からコモンズという社会システム、価値観の回復を研鑽しました。Society6.0の最先端研究会の日となりました。

 

第一部: 坂田 昌子 様(一社)コモンフォレストジャパン理事、生物多様性ローカルアソシエーション代表 テーマ:『生物多様性と木地師』 概要:山は誰のもの?伝統的知恵の喪失が、環境の劣化を引き起こしている。保全一点張りから持続可能な利用 へ向けて!日本の生地師の歴史と暮らしから生物多様性をもとにコモンズという社会システム、価値観の 回復を研鑽します。『雲南省ハニ族のことわざ「森は水の源、水は棚田の源、棚田はハニ族の源」』 略歴:明治大学文学部史学科卒業。環境 NGO 虔十の会代表、CEPA ジャパン理事、古書げんせん館店長、 八王子古本まつり実行委員長、等々。 2000 年から圏央道高尾山トンネルから高尾山を守るために多彩な運動を展開。高尾山の生物多様性を 守り伝えるためネイチャーガイド、ツリーハウス作り、生物多様性をテーマにしたイベントや ワークショップ、勉強会を多数主催。生物多様性条約や地球サミットなど国際会議にも継続的に参加。 ローカルにしっかり足を据えながらグローバルな視点で動く環境活動家

第二部:中根 正道 様 社会学士 テーマ:『口頭伝承隠語文化 持論解説 松竹梅』 概要:この国は誰の国?日本語のことわざ、風習、隠語解読からコモンズという社会システム、価値観の回復を 研鑽します。適材適所に応じた木材の有効活用と文化の確認です。まっすぐな木はまっすぐ使え、曲がっ た木は曲がったまま活かせ、折れた木も乾かせば薪になる。薪も燃焼効率の良い設備【愛農かまど】等 を、見直してみる。更に、灰もあく抜き、香炉、肥料、等に有効活用。資源循環に先人からの知恵と慈悲 を盛り込んで持続発展社会を考えます。『宮脇植樹 宮脇昭語録より「タブの木一本消防車一台」』 略歴:1992 年 3 月中京大学社会学部社会学科卒業[ことわざ 渡辺友左ゼミ]/4⽉三井海上⽕災保険(株)/ 1996 年 6 月中根保険事務所設立/2005 年 1 月(株)ニュータスに吸収合併/20110311 中ネ正道社会学⼠事務所/ 2013年〜NPO法⼈グリーンアース責任者/2018 年 10 月〜C R N 事務局長/2022 年度〜C R N(会長)兼 事務局長 2000 年から東南海地震による災害を意識し多彩な運動を展開。もんじゅナトリューム漏れ事故、珠州原発白 紙撤回と世界農業遺産第一号への道のりを体験して、日本文化の根幹を守り伝えるために全日本剣道演武大 会、昇龍道プロジェクト、国際芸術祭「あいち」パートナーシップ事業に協働。奥能登わらべ唄の読み解き探 索記録映像と講演会や麻雀大会を主催、輪廻転生を説く仏教サミットなど国際会議にも継続的に参加。 我が家の教えというローカルにしっかり足を据えながらグリーバルな視点で動く能登杜氏の末裔

参加者11人

懇親会 6人

 

 

 

会員様の博学に驚くとともにCRN 研究会のレベルの高さを痛感しました。

ご講師を交えた懇親会場がCRN研究会の真骨頂であるとあらためて実感しました。

 

webで能登町企画財政課長の幼馴染が参加してくれて有り難いです。
生物多様性とコモンズに関して最良のご講師様をお迎えできました。坂田昌子様に感謝です。
 更に元メ〜テレプロデューサーにして現在は、岐阜県山県市伊自良地区にて里山の最適化に取り組む仲間の活動に刺激を与える事が出来ました。
愛知県犬山市という中山間地域の首長に坂田昌子さまを知ってもらって良かったです。

坂田昌子様の今後の展望が楽しみです。

市民への環境問題と資源循環の仕組みの啓発に彼女の取り組みは参考になるものと存じます。

NPO法人東海地域生物系先端技術研究会総会及び東京大学鈴木教授の講演と日時が重なり会員動員は残念でした。

事務局長 

中根正道 社会学士

メイン会場

名古屋市市民活動推進センター

集会室

 

名古屋市中区栄三丁目18‐1

ナディアパーク

・国際デザインセンタービル 6F 

 

サブ会場

ナディアパーク内の施設

 

基本日程

毎月第4木曜日 14:00~17:00