この度は、 静脈産業の勉強会としての中部異業種間リサイクルネットワーク協議会【C R N研究会】を
CSR[(Corporate Social Responsibility)企業が行う組織活動の社会的責任]から
CSV[(Creating Shared Value)共通価値の創造]へとリサイクルしていくことを目指しました。
具体的には、CRN研究会をSDGs17の協働の場としてラウンドテーブル的な運営を目指す協議会としながら会員様の核である静脈産業に携わる個々の研鑽の場としていく確認の機会となりました。
第一部:林 良嗣 様 中部大学 卓越教授/持続発展・スマートシティ国際研究センター
テーマ:「都市と交通のCircular Economy - 原理とさまざまな事例」
講演要旨:「CircularEconomy」は、循環経済と訳され、物質やお金が一方向に流れてバランスを崩してしまう経済システムである「One-wayEconomy」の反対語である。我々は社会を、そのあらゆるメカニズムがcircularになってバランスを維持できる社会、すなわち「CircularSociety」へと変革することを求められている。講演では、EV普及とそのライフサイクルマネジメント、資源・廃棄物循環、交通インフラの整備の開発利益還元などのさまざまな事例と、その根源にあるべき原理について、孫文が土地所有者も非所有者も皆公平に利益を享受できる国家建設システム理念「平均地権」、核物理学者ハンス=ペーターデュールの人間活動を地球の生命体バランスとして捉える理論、などの思想からの理解について述べる。
略歴:ローマクラブ執行役員/日本支部代表 世界交通学会理事/前会長 NPO知多から世界へ/理事長
第二部:とことんトーク 中部異業種間リサイクルネットワーク協議会【C R N研究会】
司会進行 C R N研究会 (会長) 兼 事務局長 中根 正道
ゲスト 和倉温泉 多田屋 他 ステークフォルダー
テーマ:『昇龍道プロジェクト』
概要:中部異業種間リサイクルネットワーク協議会を「CircularSociety」の側面から見つめ直し今後の運営に関して行政施作との関連を考えながら会員各位との共通価値を確認する。
略歴:CRNは、1998年10月食品リサイクル法を機にスタートした勉強会である。実績は数えきれない。 名古屋商工会議所ニュービジネス協議会の食品部会の側面を持ち 愛知県選出の環境大臣のご尽力の元でユニー、めいきん生協、福田三商、河村商事、松下電工、富士通、EM生活、等の当時の担当者と名古屋大学、岐阜大学、三重大学を中心とする大学の教授陣によって築かれてきた静脈産業の勉強会である。
中部経済圏と北陸経済圏の垣根を取り払う昇龍道ドラゴンルート交流の機会となりました。
まさしく中部異業種間リサイクルネットワーク協議会の真骨頂となりました。
城の整備をはじめ、日本版ロマンチック街道を整備してインバウンド産業を喚起していこうと提案する和倉温泉 多田屋様の思いが良く伝わりました。
奥能登国際芸術祭2023の広報を兼ねてWeb参加頂いた珠洲市企画財政課のご担当者に深く感謝申し上げます。
また、能登町企画財政課のご担当者様のご参加により、昨年度から研究会の中で取り上げさせんた頂いている農地中間管理機構様との情報共有がはかれていく事に中山間地域での諸問題解決にスピード感が出ていく事を予感します。
この度は、会場がナゴヤイノベーターズ ガレージでありました。会場の運営側からもご挨拶を頂きました。。
昇龍道プロジェクトと国際芸術祭という行政施策に則って産官学と異業種間の交流会を持つことができました。
統一地方選挙真っ只中ということで地方議員の皆様にご参加頂けなかったのが残念でした。是非ともが同い内容でもう一度、次年度に開催出来れば幸いです。