2020年10月22日(木)

この度は、循環型社会に向けて農地の有効活用に取り組む事業者紹介でした。六次産業化の実践者から地産地消法に基づき総合的に自らの想いを形にされているご努力を学ばせて頂きました。2018年に減反政策は廃止となり、2021年には、生産緑地法の期限を迎える中で農地と農業者には新たな市場が解放されていく模様です。コロナ禍ですのでWeb中継システムも活用し会員間の情報共有をはかりました。Zoomやmeetを使いこなさないと事務局長も務まらないと実感しています。自らをリサイクルさせて頂く場としてCRN研究会に感謝して研鑽させて頂けます。

第一部 14:00〜15:30

第一部  

松本 国昭     岐阜清流クレソン 

 

テーマ  

「食と農とメディアを繋ぐ実践」岐阜県山県市

 

クレソンは、肉料理の添え物というイメージがあるかもしれませんが、とても栄養価が豊富。ケールよりも鉄分や葉 酸が多く含まれ、デトックス効果も高く、古くはギリシア時代から健康効果がうたわれている。メディアプロデューサーとして、<食と農とメディアを繋ぐ>をテーマにまだまだ脇役の扱いをされているクレソンに注目し活動を始める。循環型社会を健康生活と農地の有効活用に照らし、自らの実践によりクリエートしている。

 

略歴:19511月生まれ69歳 名古屋大学教育学部卒 社歴: 名古屋テレビ入社 制作局長、常務執行役員制作本部長を歴任 名古屋テレビ映像 専務取締役を20126月退任。名古屋文理大学 客員教授 映像制作論、メディア論 (20134月~20153) 主な作品(劇的紀行「深夜特急/熱風アジア編」(1996)日本民間放送連盟賞「ドラマ部門最優秀賞」現在:健康野菜クレソンの栽培・企画・販売

ご講演 お礼状

松本国昭様

岐阜清流クレソン

 

この度はご多用の中を本当に有り難うございます。

 

循環型社会を健康生活と農地の有効活用に照らし、自らの実践によりクリエートされている事がよくわかりました。

耕作放棄地の現状と農家の高齢化や後継問題など何年も前から先送りになっている感がある社会問題に対する一つの解決策を勉強させて頂きました。

 

クレソンは、肉料理の添え物というイメージから とても栄養価が豊富で美味しい野菜。更にケールよりも鉄分や葉酸が多く含まれ、デトックス効果も高く、古くはギリシア時代から健康効果がうたわれている点も勉強させて頂けました。

 

また、メディアプロデューサーとして<食と農とメディアを繋ぐ>を具体的にヨーロッパのクラインガルテンの実践場として岐阜県山県市伊自良にて、さすてな農場としてクリエートしておられる事が良くわかりました

 

水源地の地域からさらに素粒水という水を使った農産物の提供などは、一見すると分からない質への改善である事 等 新たな流通網の創造を予感させます。

 

更にそのクラインガルテンでは地材の竹チップのバイマス発熱の利用、優良堆肥化による農作物の差別化への取組などクレソンを情報発信の仕掛けの一つとしてコロナ禍後のライフスタイルのイノベーションを仕掛けて活動されている事がよくわかりました。

 

ローゼル、ホーリーバジルティー、等、組み合わせて再構築するという 伊自良さすてな農場は、イノベーションの実践場として、中山間地域における日本の社会問題解決へのモデルとして期待が大きいです。

 

環境整備も含んだ取組は、東海経済圏における新たな循環型社会のステージへと変化していく事を予感させます。

 

また、この度はCRN研究会としての懇親会は中止となっているなかで実際にお取引先である 和風の店 志知さま をご紹介頂き有り難うございます。

個人の責任のもとにて、おいしいクレソン鍋を頂く事ができました。

 

早くコロナ禍での組織対応が終わることを祈るとともに

再開された際のCRN懇親会では是非、クレソン鍋と濁酒による交流が持てますことを心待ちに致します。

沢山のご講義を頂きました。
おかげさまで大好評の会合として終わることができ
深く感謝いたします。
今後とも変わらぬご教示を賜りたくお願い申し上げます。

第二部 15:40〜16:50

第二部   眞柄 文子 様 株式会社ideai 日進市 カフェレストランあんこ椿

 

テーマ 愛知県初の特区による酒造所「椿酒造」の挑戦』-六次産業化 地産地消法に基づく総合化事業計画−

      http://encoretsubaki.com/archives/category/turbidwine

 

略歴: 2012年 327日 株式会社ideai(イデア!)設立 2015年トランスジェンダー理解促進リーフ作成(愛知県初・日進市全小中学校で配布) 2016年あんこ椿オープン・椿酒造 2016年内閣府構造改革特区による酒税法の特例による濁酒・ワイン製造免許取得 20187月商工会女性部活動発表 愛知県大会 最優秀賞受賞 201926次産業総合化事業化計画認定 201911月一般社団法人セブンス・ファクトリー設立 20201月就労継続支援B型事業所 指定その他日進市委託事業・講演など

ご講演 お礼状

眞柄 文子 様 
株式会社ideai 日進市 カフェレストランあんこ椿
   
昨日はご多用の中を有り難うございます。
内閣府構造改革特区による酒税法の特例による濁酒・ワイン製造免許取得のご苦労話を聞かせて頂きました。
 
一言で、感想を述べさせて頂くなら
やれるかやれないかではなく、やるかやらないかの心意気!
 
そんな情熱を感じさせて頂けるご講演でありました。
本当に有り難うございます。
 
個人的には、草刈りヤギの資源循環もテーマに京都議定書後の循環型社会を日々観察しています。過去に日進市にぎわい交流館において、愛知コミュニテーリバー推進事業の紹介を兼ねた草刈りヤギでの研鑽をさせて頂きました。
 
そのような経緯の中で、日進市にて内閣府・構造改革特区農場の旗のもと高圧鉄塔線の下の山羊のいる風景を不思議な思いで眺めていました。
きっと今回のご講演の機会が訪れるであろう事を予感し、個人的に楽しみにしてきました。
 
高圧鉄塔線下の土地活用の規制緩和と規制強化に関する指針である万博特区の名のもとに土地活用の最適化を目指し活動しだした者として、感慨深くこの度の機会を楽しませて頂きました。
 
また、日進中央道の問題を機に足元からの生活圏の研鑽をしだした頃が懐かしく思い出されました。
 
土地活用の最適化の視点からもとても良い判例として知る機会となり感謝致します。有り難うございます。
 
また、6次+1=7次産業のご説明有り難うございます。
一般社団法人セブンス・ファクトリーという名称に対する思いも含めて勉強させて頂きました。
 
行政窓口での様々な対応、酒米の種類、濁酒の読み方、法的手続き、土地の貸借、水の確保、農機具の確保などについてお話を頂きました。
愛知用水の水繋がりから始まった日進市と木祖村の交流において日進の米と木祖村での酒の仕込みにも注目してきた中で、新たに日進市の米と日進市の杜氏による酒造りという展開に能登杜氏の末裔である者としても感慨深くこの度の機会を楽しませて頂けました。
沢山のご講義を頂きました。
おかげさまで大好評の会合として終わることができ
深く感謝いたします。
今後とも変わらぬご教示を賜りたくお願い申し上げます。

懇親会 中止

 

参加者28人

 

事務局長 

中根正道 社会学士

メイン会場

名古屋市市民活動推進センター

集会室

 

名古屋市中区栄三丁目18‐1

ナディアパーク

・国際デザインセンタービル 6F 

 

サブ会場

ナディアパーク内の施設

 

基本日程

毎月第4木曜日 14:00~17:00