第一部 講演 浅井 直樹 様 一般社団法人 しげんカフェシステムズ
14時~15時20分
テーマ 『くず屋さんのお洒落なリメイクしげんカフェ』
家庭の資源は民間の経済行為が担い、ごみは公共が管理するリサイクルと廃棄物の本来の相互関係を再生させないと、持続性のある循環型社会は作れない。持ち込み買取の仕組みで実現した持続的な循環型社会モデルのご紹介。
1952年生まれ。67歳。大谷大学文学部史学科中退。1980年3月津島市役所入職。津島市の資源分別収集の企画、住民対応を担当し、生活環境課統括主任で2011年津島市役所退職。元環境省認定環境カウンセラー(事業系)廃棄物処理施設技術管理者(一般・産業全種目)主な専門は最終処分場の計画、設計施工管理、埋立管理。市民参加、廃棄物処理計画、分別収集計画など行政計画。
2017年2月一般社団法人 しげんカフェシステムズ設立。代表理事。
2019年2月愛知環境賞優秀賞受賞。2019年1月ソーネ大曽根愛知まちなみ建設賞受賞
第二部 講演 森 康裕 様 茗圃 & 茶塾家 中田 有紀 様
15時30分~17時00分
テーマ 『食と健康(香港における飲茶の歴史的変遷)』
飲茶というと、焼売や餃子をイメージされる方が多いと思いますが、読んで字の如く、茶を飲むことを指します。本場香港での飲茶の歴史と変遷を辿りつつ、茶の効能と文化的価値について茶藝披露とともにお話いただきます。
森 康裕(太郎) 略歴 1958年10月15日生まれ 愛知県名古屋市出身 昭和56年3月慶應義塾大学 経済学部卒 富田 重夫研究会所属 同年4月パイオニア株式会社入社 昭和59年3月 同社退社 同年4月 日本自動販売株式会社入社 同年10月 株式会社アペックスに社名変更 平成8年6月 日本自動販売協会 副会長 平成11年4月 株式会社アペックス代表取締役社長就任 平成12年3月同社退社 平成21年12月 中国茶・粤菜・點心「茗圃」開店 現在に至る。
茶藝家 中田 有紀 プロフィール 楽茶軒を主催する香港三茶人のひとり、葉榮枝氏に師事、中国茶の
奥義を修得する。茗圃において茶藝家としての活動を展開し、現在に至る。奈良県大和郡山市出身。
愛知環境賞優秀賞受賞者の取組を勉強させて頂きました。リサイクル現場はマーケティングとイノベーションの最先端の社会実験場であり、よりよい社会の実現に向けた取り組みをSDGsに照らし合わせて研鑽する良い研究の場です。そこに、たしなみと味わいが加わることで個々の深みある人生が創造されていく事でしょう。
第一部「2019愛知県環境賞優秀賞受賞のしげんカフェ 取組の認知」第二部「茶の効能と文化的 価値の認知」。第一部、第二部を通した食流通の側面からライフスタイルを考える良い機会となりました。