1・14時~15時20分
山田 康弘 様 認定特定非営利活動法人セカンドハーベスト名古屋 理事長
『 認定NPO法人 セカンドハーベスト名古屋の活動紹介 』
満足に食事をとることができない人が沢山おられます。一方で大量に食品が廃棄されている現実があり、その間を取り持つのがフードバンク活動です。最近は、子供の貧困、子ども食堂などが社会問題として話題となっておりそれらを含めてご説明します。
1.食品ロス
■食品ロスとは?
まだ食べられるのに、捨てられる食べ物
■日本の食品ロス発生量
農水省HPより(平成26年度推計)
食品関連事業者から 339万トン
一般家庭から 282万トン
合 計 621万トン
宴会が始まった 最初の30分と最後の10分間は自分の席について料理を楽しみ、食べ残しを減らしましょう!
2.フードバンク
■フードバンクとは?
包装の傷みや賞味期限が残り少ないなどで品質に問題がないにもかかわらず市場で流通できなくなった食品を、企業から無償で譲り受けて、
生活困窮者などに配布する活動およびその活動を行う団体。
「無償性の原則」 → 活動資金は寄付で賄う
3.セカンドハーベスト名古屋
4.行政と連携した個人支援
5.今後の課題
■多くの質疑・感銘の言葉があり
現在特に力を入れていることは、
国の政策に連動し、日本人・外国人問わず生活困窮者の食のセーティーネットとして,福祉団体・施設だけでなく個人支援にも力を入れている。
2015年4月から「生活困窮者自立支援法」が施行され、行政関連の相談窓口からくる支援要請が倍増しています。現在、困窮者個別の事情に配慮した食品で支援できるように力をいれている。また、高齢化社会に向けて、高齢者がいきいきと暮らせるように活動している施設・団体への食品支援も強化しています。各地域に数多く点在する高齢者サロンやカフェなどに食品を円滑に提供できるよう地域拠点を整備しています。
2・15時30分~17時
小野塚 テル 様 株式会社エバートロン執行役員
「 Dr.Fry(ドクターフライ) 」がもたらす飲食業界の「 揚げ物革命 」 』
なぜ揚げ物はもっと美味しくならないのか。なぜ革新的なメニューが生まれないのか。なぜコストを下げられないのか。なぜ効率的に調理できないのか。その問題を解決したのが多機能分子調理器「Dr.Fry」です。その活用方法と揚げ物革命の可能性について解説します。
■要約
・電気を流すことで生まれる小さな振動
『Dr.Fry』は、独自の物理的な水分子コントロール技術で、
揚げる・焼く・蒸すという異なる調理機能を同時に実現する、
全く新しい多機能分子調理器具です。
現在使用中のフライヤーに、『Dr.Fry』を設置するだけで、
あなたの厨房に21世紀が訪れます。
機材は、進化をもたらすのは、たった4つのユニット。
【特徴】
1.独自のエバートロンウェーブで電波を発生。
2.水の界面張力が60%低下することにより水滴が小さくなります。
3.大きな水蒸気爆発が小さな爆発に変わるので、油はね、オイルミストが少なくなります。
突沸(食材の水分が爆発して、食材に穴が出来、その穴に油が入り込む現象)が微小になり、短時間にきめ細かな表面の皮を張ります。
4.結果、食材への油の侵入を防ぐと同時に、食材の水分の流出も同時に抑えます。
食材本来の味を損なわずにヘルシーでカロリーダウンの揚げ物が長時間カリッとジューシーを維持。
水分流出が少ない事で油の劣化や臭い移りを抑制します。
エバートロンHPより
懇親会で、味見です。
話題提供
・油が少ないようですね。
*ヘルシー
・味が軽く感じました。
*塩、味付けが必要な食材も?
・人それぞれの好みかな?
ここの店では、何時も満腹と話題で発散しています。 3010運動ですね!
うお浜 新栄にて
あとがき
今回は、食についてテーマとしましたが、
「生きるための食」、「儀礼の食」、「楽しみの食」
米が今も「生きるための食」 であるわけですが、
米には、食の喜怒哀楽がつまっています。
それゆえに、ありがたく「いただきます」と祈り謙虚に考え味わう食事を
「儀礼の食」と呼びます。
「楽しみの食」、いや刹那的な快楽の食ばかりが膨張していくこの国にあって、
正月や盆、彼岸、節句など行事食を供えながら祈る人びとの心を私たちは取り戻したい。
(CRN 川崎 修)