CRN 11月先進企業現地見学会
◆ 実施時期
2015年11月26日木曜日
午前8時 名古屋駅集合出発 バスにて
見学先
◆ 三重エネウッド株式会社 松阪木質バイオマス発電所
小山内様 所長
℡0598-34-1751
E-mail:y-osanai@m-enewood.co.jp
〒515-1204 三重県松阪市小片野町1751番地1
昼食
食事処 ふるさと味工房アグリ
0596-58-8686 ロースカツ定食
◆ 河田フェザー株式会社
〒515-0303 三重県多気郡明和町山大淀3255
0596-55-2431
黒田 健様 河田フェザー株式会社執行役員
0596-55-4771
kuroda9696@kawada.net
河田 敏勝様 河田フェザー株式会社 代表取締役
懇親会 素材屋 松岡ビル店
見学参加者の塩谷 泰行様 からのレポート
「三重エネウッド」見学メモ
(於:三重エネウッド 2015.11.26)順不動
塩谷 泰行
1、 ボイラーの冷却水は近隣の川の水をくみ上げて利用している。
2、 タービン用は純水(イオン交換で生成)を使用。
3、 毎時28トンの水を蒸気化している。
4、 近隣の山間部の間伐材は7,500円/トンで購入している。発電所として収益をだすには、購入価格を下げるべきであるが、山にお金を渡すのを優先している。
*同行した廃棄専門業者氏の話では業界相場は1,500円/トンとのこと。
5、 プランの段階で32円/Kwhで売電するなら7,500円で十分採算がとれると
言う試算が基本になっている。発電所はそういう意味で辛い。
6、 枝葉も燃やしている。(含水率が高いので好ましくはないが引き取っている)
7、 蒸気400℃、常時500kw発電、200〜210トン(蒸気水)、蒸気28トン/毎時
15000所帯分発電している。
8、 復水器 1,600トン/毎時 冷却水⇒外気で冷却し再利用。放出しない。
(リサイクル) 水温39℃⇒31℃まで下げる。
9、 チップ工場、車で10分のところ、「ウッドピア」
10、総工費27億円、運営費込みで30億円、現状人員14名で運転している。
河田フェザー株式会社
http://kwd.jp/
河田フェザー株式会社は日本一の羽毛素材メーカーです。
羽毛のリサイクルにも大変に力を入れておられます。
三重県 ユニーグループ・ホールディングス株式会社 イオンホールディングス株式会社
市民団体 などともコラボレーションしておられます。
もともとは名古屋市内に工場があったのですがより良い羽毛作りにはいい軟水が必要だと
言うことで今の三重県明和町へ引っ越してこられました。
また工場の機械はほとんどが外国製ですが社長様自ら乗り込んでこちらの要望する機械を
作らせておられます。
品質へのあくなき追求をする姿勢
環境問題への真摯な取り組みなど大変勉強になりました。