講師 株式会社 日立エンジニアリング・アンド・サービス
執行役員 三戸雅夫様
『弊社における省エネ・節電技術のご紹介』
◆ 株式会社 日立エンジニアリング・アンド・サービスは株式会社 日立製作所の
エンジニアリング会社で大型設備のコンサルティング・提案・設計・施工・運営 管理をワンストップで行う会社です。 今回はCRNにビジターでご参加いた だいている省エネルギーセンター普及指導員の塩谷 泰行様のご紹介によるもの です。 塩谷様どうも有難うございました。
講師の三戸 雅夫執行役員様は茨城県日立市より遠路来ていただきました。
◆ 最初に同社のエネルギーソリューションセンターのご紹介がありました。
これは2007年に同建物を耐震化のために建屋更新を機に全面的に省エネビル にされたもので当時の最新の設計を取り入れて作られたもので見学者もたくさん
訪れているそうです。
◆ 株式会社 日立製作所のスマートファクトリー事業との連携
株式会社 日立製作所の工場をスマート工場とし実証実験を実施中です。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/07/0712a.html
分散型EMS
スマートメーター
太陽光パネル
蓄電池
EVカー
EV急速充電スタンド などを工場間を結んで総合管理
◆ 東日本大震災後の対応
2011年3月11日の東日本大震災では工場自体も大変な被害を受けまし た。復旧後も夏場の電力節電への協力をするため各工場でいろいろな節電対策 を実施しました。
その結果 2010年度の同じ時期に比べて
大沼工場 -28%
たら崎工場 -33% の節電をしました。
工場だけでなく自宅のライフラインの復旧の状況なども生々しいお話がありました。
震災後しばらくは蓄電池の引き合いが大幅に増えました。
同社の緊急対応ニーズと実施した対応
◆ スマートグリッドへの取り組み
3Eの同時達成
・エネルギーの安定供給の確保
・環境への適合
・経済効率性
◆ スマートファクトリーの構築
工場デマンド FEMS(工場エネルギー管理システム)
EVステーション
電力変動設備 太陽光発電 風力発電
安定電力供給設備 天然ガスコージェネ 蓄電池システム
◆ BCP考慮型非常用電源システム
震災等における長時間停電時の非常用蓄電池の活用の仕方を考える
今回は大型設備のお話が中心となりましたが同社ではこの他バイオマス発電
とかリサイクル関連の事業もいろいろやっておられます。
お問い合わせご相談は下記まで
株式会社 日立エンジニアリング・アンド・サービス
中部支店 部長代理 深谷 尊俊様 052-263-0936