11月24日【木】

この度は、自然からの恩恵を知恵と工夫で特異なものとして製品化し地域資源循環を実践されている中部の事業家紹介を兼ねたサーキュラーエコノミーの研鑽でした。

第一部 14:00〜15:20

坂田 諭史 様 有限会社アイ・ジャパン

 

テーマ:『植物の天然成分「フィトンチッド」を活用し、人・動植物・微生物を元気にしよう!』

 

概要:「フィトンチッド」は、消臭剤・除菌剤・抗ウイルス剤・植物活性剤・除草剤・アロマ製品・化粧水な ど、さまざまな方面で活用され始めています。植物特有の「極端な性質」と「好き嫌いの激しい性格」 を理解し、これからの時代に必要な価値観を身につけましょう。

 

略歴:坂田諭史(さかたさとし)1981 年、岐阜県生まれ。ネット通販、ウェブ制作、ライター等の仕事を経て、 2016 年より「有限会社アイ・ジャパン」に所属。

お礼

 

坂田諭史様
有限会社アイ・ジャパン

昨日は、有難うございます。
ご講演資料のご対応重ねて御礼申し上げます。

テーマ:『植物の天然成分「フィトンチッド」を活用し、人・動植物・微生物を元気にしよう!』

大変勉強になりました。
まず「フィトンチッド」という言葉も知らない所から勉強させて頂きました。
すでにさまざまな方面にて活用されていることがよくわかりました

植物特有の「極端な性質」と「好き嫌いの激しい性格」 も興味深いです。

元呉服屋の社長の事、アトピーの事、電柵縄の代用物の事、除草に関する事、森林浴の事、
などについて
お話を頂きました。
沢山のご講義を頂きました。
おかげさまで大好評の会合として終わることができ
深く感謝いたします。
今後とも変わらぬご教示を賜りたくお願い申し上げます。

中根正道
事務局長 兼 暫定会長

【第二部】15:35〜17:00

 合間 修一 様 株式会社サクシード

 

テーマ:『竹』を活用した地域興しー自然からの恩恵をヒトの知恵で有効・ 有益なモノに換えていくー

 

概要:竹を粉砕してチップ化し堆肥化すると、そこから発酵によって発生する熱の利用と発酵時に排出される 自然の二酸化炭素の活用で植物の成長を早めることが出来ます。また、堆肥熱が 40°C 位まで下がると 納豆などの発酵熟成が可能になります。最終的に発酵による熱や炭酸ガスを取り終えた完熟の竹チップ 堆肥を利用した「仕入れ」「支払い」の少ない農業に役立てる事もできます。無限の可能性を秘めた竹 の利用・活用策の一例をお話しさせて頂きます。竹の繊維で米作り能登竹米 竹の自然熱で熟成された 能登の黑にんにく 蓄熱床暖房 竹害を竹材として活用する。

 

略歴:共同研究先 金沢大学・金沢工業大学・岐阜大学・石川県農業試験所

お礼メールに感謝です。

中部異業種間リサイクルネットワーク協議会事務局長  中根 正道様


昨日は貴重な講演会にお誘いを頂き、誠にありがとうございました。
昨今の情勢から農業・畜産業・漁業などにおける資材や資源、そして飼料等が海外から入りづらくなり、汎用性の高い未利用資源「竹」が見直され、活用が大きく期待されています。
これまで里山の邪魔者扱いでもあったため、見向きもされなかったから研究者も少なく技術も知恵も少なかったのは現実でした。
そのためか少ない知恵と技術で大儲けを考える企業や人が俄かに増えているのも現実です。
形と言葉だけは「SDGs」放置竹林で里山を守りながら未利用資源として活用すれば一石二鳥を唱える短絡的な姿に危機感を抱いています。

確かに「竹」は神様、人や社会や地球の諸問題解決の一助となります。
また、たかが「竹」ですが知恵と気概をもって取り組めば様々な業界の無限なる活性資源にもなります。

弊社では「農」が時代の流れもあって未来に向かって大きく変遷、様変わりしようとしていると考えています。
農は何より人に安心安全な食をお届けする使命があります。
そして農は大雨など自然災害から私達を守ってくれ、CO2吸収に役立ち豊かな自然環境を届けてくれています。
だから農は国の地球の「基幹産業」と言われる所以だと思いますが、弊社の合間式農法は豊かな未来に繋がる食や環境に相応しい人の叡智「農業」として数多無限にある未利用資源「竹」で可能にしました。

里山に蔓延る竹の整備伐採から始まり、竹を発酵させ発酵熱と二酸化炭素を栽培に生かす。
また発酵が弱くなったら切返しをして有機堆肥として、貼る剥がす手間いらずのマルチとして役立ち、最期はそのまま土壌改良剤して役立ち土に還ります。
また長期に安定して発酵させる発酵槽(PAT)の中心部の発熱を活用して発酵加工食品(自家生産物の利活用)の生産が出来ます。
これは冬場に弱い農業が8次化産業として役立つものであります。

まだ研究段階ですが、この発酵槽でバイオマス発電が可能となればハウスの光熱費を含め農業が依り利益性の高いものになります。
その他、まだまだ合間式農法では利益性の高い事業が行えますが、長々と綴ってしまい、また機会がありましたらお話をさせて下さい。

合間修一さんが考え、長年育んでこられた竹の発酵システムはポテンシャルの高い、深い、無限なるものと確信しています。
ありがとうございました。


追伸
お手数をお掛けしますが、四日市大学の矢口芳枝先生を是非とも御紹介を頂けないでしょうか
四日市や桑名の竹山問題を見ていますが、一度お話が出来ればと願っております。
また農業利用だけでなく、他の社会問題に役立つ竹の活用(ウイルス対策・医薬品・他)など意見交換をさせて頂きたくも思っています。
何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

中根様、ご配慮をいただき心から御礼を申し上げます。
様々な人が、様々に持ち合わせた技術・知恵・経験など皆んな一つになれば依り可能性の高い無限な技術・知恵・経験になる❗️
が持論なのですが、これは箕浦先生と、よく議論していた事でした
また年々、定年とか退官で失われる、地に埋もれる知恵や技術、経験も「MOTTAINAI」事で、これを活性化資源として利活用すれば日本の活性の一助となると、そんな活動も予定していたのですが、互いに忙しくなりペンディングの状態にあります。
箕浦先生には、とても沢山のお力を頂いたり教えも頂きました。
また合間式農法も、お返しが出来ないほどにとてもお世話になりました。
箕浦先生をなくして今の合間式農法も成長しているかどうかは分かりません。

それから江崎様に再三の講演依頼を頂いていたのですが、以前、医療ボランティアもしていた時か?手を離せない事が多く、大変に失礼を致しました。
そして昨日、お亡くなられたとお聞きし、心から反省と後悔を致しております。
ご冥福をお祈りいたします。

人も作物も微生物も地球に棲む自然物の一。
他の自然物の知恵と恩恵を享受して暮らしを営む。
そんな事がコンセプトの合間式農法です。
これまで人は大切なものと引き換えに豊かな未来を失なおうとしていますが、弊社では例えば農薬や化学肥料、土壌改良剤、除草剤など自然から頂いたもので、そういった物を使わなくて、これまで以上の物を育てられる物を開発しました。
食は「人」が「良」くなる文字で構成されているように、口から入れるものは安心安全なものでなくてはイケナイ❗️
そんな事を念頭に基幹産業である「農」を未来のために変えてゆきたいと思っております。
今後とも御指導御鞭撻を頂けますようほ何卒、宜しくお願い申し上げます。
ありがとうございました。粥川 好


追伸
写真は四日市の竹山から頂いた竹で静岡で栽培したサツマイモです
食味は最高です。

あとがき

参加者19名 Web5名 計24名

 

懇親会 中止

 

お茶会差し入れ

 

クレソンケーキ

ホーリーバジルティー

 

伊自良さすてな農園

松本国昭様

この度は、もっともCRN研究会らしい研究会となりました。

中部異業種間リサイクルネットワーク協議会の名の実践となりました。

 

CRN研究会を通じて、思いのある方々のご縁が繋がって明るい豊かな社会の創造にご協力できれば幸いです。

CRN研究会は、1998食品リサイクル法をきっかけに名古屋市商工会議所のニュービジネス協議会食品部会のセクションからスタートしました。
毎月第4木曜日の午後にお二人のご講師様にご登壇頂き勉強させて頂いています。
CRN会員は静脈産業に関わるステークホルダーが中心です。
行政施策との協働を心がけて毎年、国、地方、県、市、のご担当課に活動報告をさせて頂いています。
 
常に学ぶ姿勢を怠ることなく変化の時代に対応できる組織であり続ける使命を感じました。
中根正道
事務局長 兼 暫定会長

 

 

事務局長 

中根正道 社会学士

メイン会場

名古屋市市民活動推進センター

集会室

 

名古屋市中区栄三丁目18‐1

ナディアパーク

・国際デザインセンタービル 6F 

 

サブ会場

ナディアパーク内の施設

 

基本日程

毎月第4木曜日 14:00~17:00