2020年08月27日(木)

この度は、CRN幹事の()小桝屋 小島将輝様、アドバイザーの森滋勝先生のご協力のもと勉強させて頂きました。

第一部にて2020年愛知環境賞名古屋市長賞受賞の地域資源循環システムの講演会、第二部では、エネルギー問題を中心に2050年へのシナリオを研鑽させて頂きました。30年後への共生社会に関して未来への希望を確認できる貴重な機会となりました。コロナ禍ですのでWeb会議システムも活用し会員間の情報共有も試みてみました。

 

Google Meet ライブ配信&会場:名古屋イノベーターズガレージのWeb案内 https://garage-nagoya.or.jp/event/2020/08/

第一部 14:00〜15:30

鈴木 邦彦 様 

株式会社 小桝屋 営業部長

 

テーマ 『独自技術による廃棄物の高付加価値化事業システム』

 

概要  

独自の技術により食品廃棄物の性状に応じた肥料・資料・メタン発酵助剤を製造し、受け入れた食品廃棄物すべてを再生品として販売する地域資源循環システムを構築してきました。弊社の取り組みによる環境負荷の低減と資源循環型社会形成への貢献についてご紹介します。

2020年愛知環境賞名古屋市長賞受賞)

ご講演資料

講師お礼

鈴木 邦彦 様
株式会社小枡屋 営業部長
独自技術による廃棄物の高付加価値化事業システムのご講演有り難うございました。
 
独自の技術により食品廃棄物の性状に応じた肥料・資料・メタン発酵助剤を製造し、受け入れた食品廃棄物すべてを再生品として販売する地域資源循環システムを構築されてこられたご講義有り難うございます。環境負荷の低減と資源循環型社会形成への自助努力に敬意を表します。 
古くからオガクズを取り引きする企業があり在庫を持たずに流通しているという伝統的な循環型社会の歴史を知ることが出来ました。
とても良い機会を有り難うございます。
個人的には100年以上続く日本の老舗企業の暖簾の信用が凄い事であり、小枡屋様から勉強させて頂けました。1000年以上続く神社仏閣建築の金剛組や旅館の粟津温泉 法師のように日本は良い企業文化が生き続けていると確認させて頂きました。
また、お取引先に対しての独自の分析結果の可視化提供による情報サービスも勉強になりました。企業の付加価値化などの企業努力を見習わせて頂きます。
さらに2020愛知環境賞 名古屋市市長賞を受賞されるまでに何度も応募を重ねてこられた事も勉強になりました。
そして、受賞が切掛となり弥富の金魚の新規お取引先が派生されるという行政企画を通じた流通の広がりを確認させて頂けました。
是非、CRN にて金魚屋さんのご講演も頂きたいものだと思いました。
壇上のご講師様が汗をふきながら熱弁をされているお姿が印象的でした。

 

沢山のご講義を頂きました。
おかげさまで大好評の会合として終わることができ深く感謝いたします。
あらためて 2020愛知環境賞 名古屋市長賞受賞 おめでとうございます。
今後とも変わらぬご教示を賜りたくお願い申し上げます。
中根正道
CRN 事務局長

第二部 15:40〜16:50

 

堀尾 正靱(ほりお まさゆき) 様

東京農工大学 名誉教授

 

テーマ :(データで考える)共生エネルギー時代の日本―2050 年へのシナリオ

 

概要 

既存の優良技術を活用して省エネと再エネ導入を進めるだけでも、CO2 排出の大幅削減と持続可能な 脱炭素のエネルギー需給構造への経済的な移行が可能です。その設定の下、全国主要工業地域につい て、また、農村地域についてはどうか、営農型太陽光発電の意義、等

 

略歴

東京農工大学名誉教授。(一社)共生エネルギー社会実装研究所(2020.2.27 設立)理事長。
1966 年名古屋工業大学卒、1971 年名古屋大学大学院博士課程満期退学。名古屋大学教務職技官、助手 を経て、1982.7-2008.3 東京農工大学に奉職。東京農工大学(化学工学)、龍谷大学(政策学)、早稲 田大学で教鞭をとる。元 JST RISTEX「環境」領域総括。化学工学、環境・エネルギー論、科学技術社 会論、内発的発展論等の視点から、持続型社会への移行研究中 『流動層ハンドブック』(堀尾正靱・森 滋勝編著、培風館、1999) 『地域が元気になる脱温暖化社会を!』(堀尾正靱・重藤さわ子編著、公人の友社)他、論文著書多数 

講演会資料の一部を抜粋させて頂き、講演会風景写真と共に提示させて頂きます。

講師お礼

堀尾正靱(ほりお まさゆき) 様 

東京農工大学 名誉教授

 

テーマ (データで考える)共生エネルギー時代の日本―2050年へのシナリオ

 

既存の優良技術を活用して省エネと再エネ導入を進めるだけでも、CO2排出の大幅削減と持続可能な脱炭素のエネルギー需給構造への経済的な移行が可能であるというご講演有り難うございます。

 

2011年3月11日東日本大震災以降ドイツのシュタットベルケばかりが注目されているように思っていましたがそもそも日本にはシュタットベルケのように地域で独自運営が行われていた歴史があった事も含めてご教授頂き感激いたしました。

 

水力発電所の歴史を踏まえてもう一度良いものは、良いと見直す機会であると確認させて頂きました。道理に則した土地活用と生活が基本であると確信させて頂きました

 

内発的発展論等の視点 有り難うございます。

 

またこの度は、CRN アドバイザーであられます森滋勝先生のおかげで拝聴させて頂けました。人の縁というものの重要性を再認識させて頂きました。

 

具体的にデーターで確認する共生エネルギー時代の沢山のご講義を頂きました。

 

おかげさまで大好評の会合として終わることができ深く感謝いたします。

 

今後とも変わらぬご教示を賜りたくお願い申し上げます。

 

中根正道 拝

CRN 事務局長

参加者24人

懇親会 中止

事務局長 

中根正道 社会学士

メイン会場

名古屋市市民活動推進センター

集会室

 

名古屋市中区栄三丁目18‐1

ナディアパーク

・国際デザインセンタービル 6F 

 

サブ会場

ナディアパーク内の施設

 

基本日程

毎月第4木曜日 14:00~17:00